2026/07/20
整えてから鍛えるとは
「整えてから鍛える。」
最近、この言葉を目にする機会が増えました。
NONVΛRBALは、日本でも比較的早い段階から、ピラティスとパーソナルトレーニングを組み合わせた指導を行ってきました。
当初、私たち自身も「まず身体を整え、その後に鍛える」という考え方が理想だと思っていました。
しかし、多くのお客様の身体と向き合い続ける中で、一つの共通点に気づきました。
それは、「整っていないから鍛えられない」とは限らないということです。
実際の現場では、ピラティスで骨盤や背骨を思うようにコントロールできない方でも、マシントレーニングになると驚くほど安定したフォームで動けることがあります。
そして、数回トレーニングを中心に行った後に再びピラティスを実施すると、以前よりもスムーズに骨盤や背骨をコントロールできるようになっている。
このようなケースは決して珍しくありません。
つまり、
「整ったから鍛えられた」のではなく、
「鍛えたことで整った」
という現象も、現場では数多く起きています。
筋力不足によって身体をうまくコントロールできない方に対しては、先に筋力という土台をつくることで、その後のピラティスの効果がより発揮されることもあります。
だからこそ、NONVΛRBALでは「整えてから鍛える」という一つの考え方だけにこだわることはありません。
整えることを優先する方もいれば、鍛えることを優先した方が結果的に身体が整う方もいます。
大切なのは、流行している言葉に身体を当てはめることではなく、一人ひとりの身体に合わせて最適な順番を選択することです。
ピラティスとトレーニングを組み合わせる施設は年々増えています。
だからこそ私たちは、「両方を提供できること」ではなく、「どちらを、どのタイミングで、どれくらい取り入れるべきか」を判断できることに価値があると考えています。
一人ひとり異なる身体だからこそ、決まった正解はありません。
NONVΛRBALでは、流行や固定観念にとらわれず、これまで積み重ねてきた数多くの現場経験をもとに、その方にとって本当に必要なアプローチをご提案しています。


